新型コロナ対策に水道水が有効?トイレでのコロナ感染対策とは
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基本の予防が大切!トイレでのコロナ感染対策
緊急事態宣言が続く関東地方ですが、再拡大を防ぐためにも改めて自宅でできる感染対策を学んでいきましょう。今回は、トイレとお風呂を中心に、新型コロナ感染対策の方法をご紹介いたします。
トイレの除菌・掃除のポイント
自宅トイレは、油断すると新型コロナウイルスの菌に接触しやすくなってしまう可能性がとても高い場所です。掃除のポイントとしては、雑巾で一方向へと拭き取ることでしょう。直接床などに除菌スプレーを吹きかけると、その勢いで菌が飛び散ってしまう可能性があります。消毒剤などを染み込ませた雑巾や除菌シートで、一箇所ずつ丁寧に布の面を変えながら、床やドアノブを拭き掃除することがおすすめです。
また、排泄物には食事などで無自覚に摂取してしまったウイルスが含まれることがあります。細かいことではありますが、便器のフタを閉めて水を流すことも効果的です。
そうすることによって、排泄物から空気中に広がってしまう粒子の80%を防げると言われています。同様に、換気をできる限り行っておくことも大切です。約15分間の換気で、空気中のウイルスの87%を逃せるとも言われています。
では、1番ウイルスが残りやすいと思われる便座については、しっかりと準備をして効果的なアイテムを使用しながら掃除していきましょう。まず、ゴム手袋やマスクをして、掃除中の感染もしっかりと防ぐようにします。
掃除する箇所の順番もポイントで、高いところから低いところへの順で行いながら、ウイルスを掃除済みの場所に戻らせない、拡大させないことが大切です。手洗い器周辺やタンクは、ウイルスが飛沫している可能性があるので、丁寧に消毒しましょう。便器は、新型コロナウイルスに有効な界面活性剤などの専用洗剤を使って、ブラシでしっかりと汚れを落とすことです。
なお、より衛生的かつ簡単に掃除するために、使い捨てタイプのペーパーシートやブラシを使用することもおすすめです。すべての掃除が終わったら、しっかりと石鹸で手洗いをし、アルコール消毒も忘れずに行いましょう。
新型コロナ対策に水道水が有効?
手洗い・うがいをする際、水道水を使うことがほとんどではないでしょうか。実は、水道水は感染対策にとても適しています。水道水には塩素が入っており、それによって新型コロナウイルスは感染能力を失うのです。浄水場で安全な水を作るために塩素が混ぜられることで、基本的に、水道水には化学物質や何らかのウイルスなど身体に害を及ぼすものはなくなっています。
ただ、塩素が含まれているといっても、もちろん身体に影響はありません。うがいも水道水で十分効果があります。喉全体に水が満遍なく当たるようにうがいすると乾燥も減り、効果が増します。
また、手洗いの際も石鹸でしっかり爪の辺りまで洗い、たくさんの水で勢いよく泡を流しきることがポイントです。日本の水道水は世界的に見ても非常に安全と言われているので、安心して基本の手洗い・うがいを行っていきましょう。
浴室の除菌・掃除のポイント~入浴の順番にも意識を~
浴室もトイレと同様に、高いところから低いところへ一方行に、消毒用のアルコールなどを染み込ませたペーパーや雑巾でしっかりと拭きましょう。蛇口やシャワーヘッド・洗面器・浴槽・排水溝・ドアノブなどを中心に掃除が必要です。
ウイルスの付着が少なそうな場所から行うことがポイントとなります。
さらに、脱衣所では入浴前にいろいろなところに触れるので、汚染が広がっている可能性があります。家庭用の掃除用洗剤もウイルスに効果的なので、掃除用具があまりない場合は代用しても良いでしょう。
また、家族でお住まいの場合、家庭内感染を防ぐために入浴の順番にも気をつけることが重要です。事前にしっかり除菌をして、感染リスクの高い高齢者から入浴するようにしましょう。そして、仕事などで外出が多い人は、無自覚に保菌してしまっている可能性があります。家族の中でもできるだけ最後にお風呂へ入るようにすることが、家庭内感染の対策になります。もちろんタオルなども共用しないことがおすすめです。
入浴介助があると、介助される側もする側も感染しないようにしなければなりませんが、特に介助する方はマスク着用などを徹底しながら行うと安心でしょう。合わせて、換気を小まめにすることもトイレ同様に重要です。シンプルではありますが、これらの基本を守り続けることで家庭内感染はしっかり予防していけるでしょう。