台所のシンク下からの水漏れ どこから漏れていますか?修理は自分?業者?
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“台所のシンクの下から水が漏れて、床までビショビショになってしまった。”
というご相談がここ最近多くなってきております。
どこが漏れているのか、修理は自分で行えるのかを詳しく解説していきます。
目次
台所シンク下の水漏れが起こる箇所
水漏れ排水系
- 排水栓とシンクの隙間
- 排水ホースと排水栓のつなぎ目
- 排水ホースと塩ビパイプとの接続口
水漏れ給水系
- (吐水部が伸びるタイプ)蛇口のメタルホース部分
- 蛇口と水道管・止水栓の接続部分
- 止水栓本体・止水栓付近の接続部
- 床・壁からきている水道管の継手部分
に分けられます。
排水(排水管を含む)系の修理
排水栓とシンクの隙間から水漏れ
部品の構造は排水栓自体が共締めになっているケースが多く、シンクと接する箇所がパッキンにて止水する構造となっております。
パッキンを交換すれば治るケースと治らないケースがあります。
治るケース
- パッキンの摩耗が原因
- 締め付け不良
治らないケース
- シンク自体の錆
- シンク自体の錆は、シンク自体の素材にもよりますが、錆取り→溶接後削りだして補修する
または
- キッチンを交換する
などという修理となりますので、大掛かりになりがちです。
排水ホースと排水栓のつなぎ目
排水ホースと排水栓のつなぎ目部分は塩ビ接着剤による接続
又は
シールテープなどのシール材を使う接続
に分かれます。
DIYでやってみるのも良いとは思いますが、工具や材料を適切な物を使用しましょう。
タオルや養生などを多めに用意しないと二次災害につながります。
排水ホースと塩ビパイプとの接続口
排水ホースと塩ビパイプとの接続口から水が漏れているケースは、
業者を呼ぶべきです。
手直しの水漏れ修理で収まる可能性は難しいでしょう。
排水管がつまっていて、溢れた際に抜けたケースやなどが原因の場合、
ほとんどのケースで大きな機材を使用し修理しなければならない事が多いです。
必ず業者を呼んでください。
構造としては、
差し込んであるだけのケースと、接着されているケースがあります。
- 外れた
- 破損した
等が多いです。
給水(水・湯の水道管)系の修理
(吐水部が伸びるタイプ)蛇口のメタルホース部分
伸びるタイプの蛇口は8~10年もすれば大体壊れていることが多いです。
※2年で壊れたという方もいらっしゃいました。
メタルホースは、外観は金属なのですが、中にチューブが入っております。
チューブが接続部から外れたか、亀裂が入って壊れてしまったということが多いです。
メタルホースの交換ということになりますが、製造されて10年後に部品ないというケースも多く、
やむを得ず蛇口本体ごとの交換になるケースも多くあります。
業者を呼んで調べていたいただいたほうがいいでしょう。
蛇口と水道管・止水栓の接続部分
パッキンの劣化
接続部の破損
が考えられます。
パッキンが入手可能であればご自身で修理されても良いかと思いますが、
蛇口自体の管・ホースの素材が銅管であれば、業者を呼んだ方が良いと思います。
銅管は破損しやすく、壊してからでは修理ではなく交換となってしまいます。
止水栓本体・止水栓付近の接続部
ねじ込みで接続されている箇所や、止水栓自体の劣化・破損などで漏れているケースもあります。
漏れている場所にもよりますが水道屋さんに診てもらった方がいいでしょう。
止水栓の構造を載せておきます。
床・壁からきている水道管の継手部分
床・壁周辺の水漏れは水道管が折れてることが多いです。
床への被害や壁、階下まで被害が及んでいることもあります。
水道管の修理の場合は指定給水工事店へご連絡してください。
水道メーターを止め、タオル等を当てて被害拡大を防ぎましょう。
※階下などへ水漏れが起こると、電気配線に水がかかり漏電・火災などの恐れがあります。
【結論】修理は自分でやるべきですか?
排水系・給水系のどちらから漏れているかにもよるのですが、
水回りの修理をご自身で行うのはパッキン交換程度にしておいた方が良いでしょう。
パッキンの交換と聞けば簡単に聞こえますが、水漏れ箇所を修理するために解体・組付時に必要な工具・材料などの準備が大変なことが多いです。
工具や材料を惜しまず揃えられる方・すでに所持している方は施工してみるのも良いかもしれませんが、
水物は二次トラブルが多いです。
できれば業者に依頼するようお勧めいたします。
軽微な修理はどなたでもしても良いのですが、
管工事だけは水道局指定工事店(給水指定工事店)へ依頼してください。
弊社は水道局指定工事店ですので、お気軽にお問い合わせください。
水道修理特急隊
小池